創作物に失礼すぎますよ
どうもだすとです
今日は例のジョーカー事件で思ったことを書こうと思います
なんで一部界隈のオタク君って、表現・表象が現実の行動に影響を及ぼすことを頑なに否定するんでしょうね
いや、「アニメの影響で〇〇がブーム!」とか大好きですやん君ら
良い影響は与えて悪い影響は与えないなんてそんな都合のいいことは無いじゃんねえ(笑)
逆に言いますけど、「創作物は現実に何の影響も与えない」なんてむしろそんなの創作物に失礼すぎますよ
けいおんを見て楽器を始めても、ゆるキャン△をみてキャンプを始めても大変結構じゃないですか
「ドラクエやってたら勇者になるんか?(笑)」といった種類の幼稚な極論に逃げるのはいい加減やめましょう。現実を認めましょうよ
俺は東方Projectの影響で神話や民俗学に興味を持ち、そこから歴史にも興味を持ち、ひいては勉学全体へのモチベーションが高まり、高校時代にそこそこ勉強に打ち込むことができました(隙あらば自分語り)
表現の自由の議論は正の影響も負の影響も認めてからでないと始まらないと思います
前提が誤った議論からは何も生まれません。空虚でしかありません
まあ、「悪い表現」がある、ということを認めると、表現規制に反対する論拠が弱くなってしまうという事情はわかります
ですが、創作物の負の影響も認めたうえでも表現規制に反対していくことは可能だと思います
表現規制には権力による恣意的な規制の危惧があり、表現の自由は民主主義を実現するうえで極めて重大な意義があるのはのは変わりませんからね
民主制の過程論で、表現の自由はほかの自由より格上とされているのはそういった事情です
最も影響を受けた創作物はよよよ尊師のブログかもしれないだすとであった