無職にも成長は必要です

どうもだすとです
今日こそセミリタイアに関係のある話をしたい

フリマサイトで「詳説 世界史研究」という本を600円くらいで買いました
高校世界史の教科書として最も多く採用されている山川出版社の本で、言うなれば教科書の詳しいバージョンのような感じです
結構暑くて迫力があります

ほんとうに教科書みたいな感じで、書き方に特に面白みはないので中々読み進めるのが大変そうです
なんとか4月までには読んでいきたい

なぜこれを購入したか…せっかく高校の時に必死で勉強したのに忘れてしまった世界史を思い出したいというのは第一の理由ですが

日々の「前進感」を求めて、というのがもう少し深い理由でしょうか

好きあらば無職を礼賛し何かにつけて社畜を蔑む当ブログですが
人間の精神的幸福には「前進感」が欠かせないと思うんですよね

新しい知識を覚えたとか、ブログを書いて情報発信を始めたとか、どんな些細なものでもよいのです
何か主体性を持って己のできることを増やしていくことで自己肯定感は高まります

これは社畜世界の「成長」とは一線を隠すものです
ビジネス書や胡散臭い情報商材アカウントが喧伝する「成長」とは、稼得能力の成長ないし資本主義経済への適応度の向上に過ぎません

ですが、成長とはそのような狭いものでは無いと思います
難しい本を読めたとか、そういう小さいことでいいのです

毎日の生活を単なる繰り返しに堕してしまうと、人間の精神は容易に蝕まれるでしょう
世間で言う「無職は病む」という現象は、このような原因も含まれているように感ずるのです

どんな小さいことでもいい、毎日何かが前進していく
そういった実感こそ人間の精神の健康に最も資するものです

私が好きな言葉を紹介しましょう
「幸福は満足へ向かう加速度である」

そう、幸福とは満ち足りた状態のことではなく、満ち足りた状態へと向かっていく過程の中にあるものなのです

少しづつ無職へと前進していく当ブログを今後ともどうぞよろしく